自動車税。
車を所有している方なら、ご存知の毎年5月に支払わなくてはならない税金のことです。
ところで、この自動車税、クレジットカードで支払いが出来るのをご存知ですか?
以前は自動車税の支払いはコンビニ等で支払いをして、車検の時に納付書を持参するのが決まりでしたが、最近は多くの方がクレジットカードを利用して支払いをしています。
でも何だか面倒な気がすると思われた方もいらっしゃるかもしれません。
導入初期の頃は分かりにくい画面で決済しなくてはならなかったのですが、現在はとても簡単な入力画面だけで支払いが完了出来るようになっています。
今まで現金で支払いをしていた方もぜひこの機会にクレジットカード払いに変更してみてはいかがでしょうか。
もちろん、メリットだけでなく、デメリットもありますので、今回の記事では、自動車税のクレジットカード払いについて詳しくご紹介させて頂きます。
ぜひお支払いの際の参考にしてみてください。
自動車税
自動車税とは
自動車税とは、毎年4月1日の時点で、自動車を所有している方に課される税金です。
(ナンバープレートの付いている自動車に課されるものであり、公道で走れる状態ではないものには課税されません。)
納付期限
5月末まで(青森県、秋田県は6月中)
税額
自家用車
排気量 | 2019/9/30までの新車登録 | 2019年/10/1以降の新車登録 |
1.0リッター以下 | 29.500 | 25.000 |
1.0超〜1.5リッター以下 | 34.500 | 30.500 |
1.5超〜2.0リッター以下 | 39.500 | 36.000 |
2.0超〜2.5リッター以下 | 45.000 | 43.500 |
2.5超〜3.0リッター以下 | 51.000 | 50.000 |
3.0超〜3.5リッター以下 | 58.000 | 57.000 |
支払い方法
- 現金での支払(コンビニ、金融機関等)
- クレジットカードでの支払い(高知県を除く)
クレジットカードでの支払い方法

どちらの都道府県にお住まいの方でも、まずはヤフー公金支払いにアクセスします。
ページ上部にある、自動車税・軽自動車税をクリックします。

自動車税・軽自動車税のページが表示されますので、注意事項をチェックして、画面を一番下までスクロールします。

画面の一番下には、ヤフー公金支払いを利用出来ない都道府県が表示されています。
これらの地域に該当する方は、それぞれの地域をクリックしてください。
軽自動車の方は、この部分は一度無視して、次の画面にお進みください。
該当している地域の方は、クレジットカードでの支払いが出来ない訳ではありません。
それぞれの地域でクレジットカードでの支払い方法が異なりますので、画面の指示に従って納付してください。
(高知県の方は、クレジットカードでの支払いが出来ませんので、ご注意ください。)
これらの地域に該当されない方は、画面を上にスクロールしてください。

画面中程にこちらの画面が表示されていますので、納税通知書に記載されている税目名称を確認して、赤い枠線の中にある該当する方をクリックしてください。
ほとんどの方は緑色の部分をクリックすることになります。

都道府県名が表示されますので、ご自身の該当する都道府県をクリックしてください。

納付の手順と注意事項が表示されますので確認してください。
クレジットカードでの支払いには手数料がかかりますので、ご注意ください。
確認が出来ましたら、画面の一番下までスクロールします。

手数料・注意事項を確認の上、同意するの部分にチェックを入れて、お手続きはこちらをクリックします。

納付番号と確認番号を入力して次へをクリックします。
次の画面で支払い情報を入力して、内容を確認すれば手続きは完了します。
クレジットカード払いのメリットとデメリット
メリット
24時間いつでも使える
当たり前のことですが、インターネットを利用して決済しますので、24時間いつでも決済することが可能です。
コンビニや金融機関へ足を運ばずに済みますので、時間を有効に利用することが出来ます。
もちろん、スマートフォンを利用すれば、外出先からでも決済出来ます。
クレジットカード会社のポイントが貯まる
現金決済の場合は、どこで支払いをしてもポイントが付くことはありません。
しかし、クレジットカードで決済すれば、ご利用になられるクレジットカード会社の規定に沿った、ポイントやマイルが付与されます。
クレジットカード払いの場合、手数料(330円~)がかかります。
現金決済よりも余計な出費のように感じるかもしれませんが、ポイント等の還元分を考えると、ほとんどの方が得をすると思います。
ご利用の前に、必ずご自身のカードのポイント還元率等をご確認ください。
実質の支払日を遅らせることが出来る
自動車税の支払い期限は5月中と決められています。
納付書が届いてから、支払期限までおよそ1ヶ月ほどしかありません。
毎年意識していないと、忘れた頃に届くのが自動車税です。
急な出費で手持ちの現金がないときなどは、最長で1ヶ月半ほど支払日を遅らせることが出来ますので、家計的にも有効な手段です。
分割払い・リボ払いが利用出来る
ご契約のクレジットカードの種類にもよりますが、自動車税の支払い時に分割払いやリボ払いを利用することが出来る場合があります。
どうしても、数ヶ月先までの資金繰りに余裕がないときは、有効な手段ですので、頭に入れておいてください。
ただし、支払金額に手数料がプラスされますので、緊急時以外は利用しないようにしましょう。
Tポイントが使える
ヤフー公金支払い時のみ利用することが出来ますが、税金の支払いにTポイントを利用することが出来ます。
利用するポイントを指定することも出来ますので、大変便利です。
Tポイントが貯まっていて、すぐに利用する予定のない方にお勧めです。
デメリット
手数料がかかる
先程も記載させて頂きましたが、クレジットカード払いを選択した場合は、支払い時に所定の金額に手数料がプラスされます。
ヤフー公金支払いの場合は以下のようになります。
- 普通自動車:330円(税込み)
- 軽自動車:0円~
ヤフー公金支払い以外の都道府県の手数料は、地域により異なりますので、ヤフー公金支払いのトップページからのリンク先でご確認ください。
納税証明書が発行されない
クレジットカード払いを選択すると、納税証明書は発行されません。
これは自動車税の納税確認が電子化されたことによるものです。
車検の時に納税証明書が必要なのでは、と思われる方もいらっしゃると思いますが、車検時にクレジットカードで納税したことを伝えれば、提出する必要はありませんのでご安心ください。
次回の車検がクレジットカードでの決済日より1ヶ月以内の方はご注意ください。
決済完了後3週間くらいは納税の確認を取ることが出来ません。
車検間近の方は、現金で納付して納税証明書を使用するようにしてください。
支払期限を過ぎた場合は利用することが出来ない
自動車税の支払い期限は5月中と定められています。(一部地域を除く)
万が一支払いの手続きを忘れてしまい、6月1日になってしまうとクレジットカードでの支払いは出来ませんのでご注意ください。
その際は現金で納付するようにしてください。
まとめ
いかがでしたか。
クレジットカード払いの手続き自体は特に難しい部分はないと思います。
自宅にいながら24時間いつでも決済することが出来ますので、わざわざ大金を持って支払いに出向く手間を考えたら大変便利な支払い方法だと思います。
今まで利用される機会がなかった方は、ぜひ今年度からクレジットカード払いを利用してみてはいかがでしょうか。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
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