失敗しないノートパソコン選び、第2弾はデルについてご紹介させて頂きます。
ノートパソコンは常に複数台使用していますが、必ずデルのパソコンは1台使用しています。
何を隠そう、このブログもデルのノートパソコンを使用して書いています。
デルはキャンペーン等でかなりお買い得なパソコンを販売したりしていますが、本当に魅力のあるシリーズはミドルレンジから上のクラスにあると思っています。
販売されているシリーズも多いので、いざ買おうとすると迷ってしまうというお話を良く聞きますので、今回は、皆様のご利用用途に合わせた最適な1台をご紹介させて頂きます。
なお、CPUとかメモリとかパソコン内部に詳しくないかたでも、十分に快適に利用出来るモデルをお勧めさせて頂いておりますので、ご安心してご覧になってみてください。
DELL とは
パソコンにあまり詳しくない方でも、デルの名前は、一度くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか?
1984年、アメリカ、テキサスの大学生であった、マイケル・デル氏が創業したのが始まりです。
在庫を持たないダイレクトモデル(受注生産)が特徴で、世界トップクラスの販売台数を誇っています。
これだけの大企業でありながら、2013年には株式の非公開化を行っています。
日本では1993年より販売を行っています。
利用環境
それでは早速最適なパソコン選びについてご紹介させて頂きます。
グループ分けは前回ご紹介させて頂いた、日本HPのお勧めノートパソコンの時と同じになっています。
すでにお読みになられた方は、ご自身のグループの商品をご覧になってください。
初めての方は、以下をお読みください。
まずは簡単ですが、利用環境をグループ分けしてみましょう。
あまり細かく分類するとキリがなくなってしまうので、かなり大雑把ですがお許しください。
ご自身がどこに分類されるか分からない方は、上位の場所に分類してください。
利用目的 | 利用環境 | 予算 | |
グループA | ネット閲覧 オフィス使用 年賀状ソフトなど | プライベート | 5万円前後 |
グループB | 画像編集 | プライベート ビジネス | 10万円以下 |
グループC | 動画編集 ゲーム | ビジネス プライベート | 15万円前後 |
以下、グループごとにお勧めのパソコンをご紹介させて頂きます。
選考基準
- CPU:インテル® Core™ i3またはAMD Ryzen™ 3以上
- メモリ:8G以上
- ストレージ:SSD
- 光学ドライブ:非搭載(DVD非再生)
- ディスプレイ:15.6インチ
- 使用場所:自宅またはオフィス
マイクロソフトオフィス:なし
グループA
グループAの方は、主な利用環境、目的がほぼプライベートのみの方です。
自宅でネットサーフィンをしたり、Youtubeを見たり、あるいは、マイクロソフトオフィスなどの表計算、文章作成ソフトの利用などが主な使用目的になります。
その他には年賀状作成ソフト、簡易ゲームの利用位までになります。
グループAの方にお勧めのパソコンは以下になります。
New Inspiron 15 3000 スタンダード

デルのエントリーモデルであるInspiron。
必要最低限の機能は揃っています。
最も魅力的なのは、その価格。
キャンペーンにより若干の誤差がありますが、4万円代前半で購入出来ることが多いです。
失敗しないパソコン選び 3つのポイント
CPU:AMD Ryzen™ 3 3250U
メモリ:8G
ストレージ:256GB SSD
一般的な利用では特に問題はありませんがこちらの商品には、プレミアムモデル(大容量SSD)とプレミアムの合計3種類の構成が用意されています。
詳細を簡単に比べると、以下になります。
スタンダード | プレミアム(SSD) | プレミアム | |
CPU | AMD Ryzen™ 3 3250U | AMD Ryzen™ 5 3500U | AMD Ryzen™ 5 4500U |
メモリ | 8GB(4GBx2) | 8GB(1x8GB) | 8GB(1x8GB) |
ストレージ | 256GB | 512GB | 256GB |
価格差 (スタンダード比) | 0 | +2500 | +8000 |
特別な利用用途がなければ、スタンダードで良いと思いますが、上位モデルと比べても大きな価格差はないので、写真などの画像を多く保存されたい方はプレミアム(SSD)を、処理速度の向上や、複数のソフトを同時に利用したい方にはプレミアムがお勧めです。
プレミアムは、グループBの方でも利用可能です。
購入時にメモリ、ストレージの変更が出来ません。
パソコンに詳しい方で、ご自身で換装が出来る方(後に予定されている方)は、プレミアムを選択しておくのが良いと思います。
プラス2000円で指紋認証機能を付けることが可能です。
グループB
グループBは、グループAより一歩進んだ使い方をされる方向けのパソコンです。
ビジネス利用でも十分に対応出来、画像編集などを使用される方でも十分に対応可能です。(一般的なレベルであり本格的なクリエーターは上位モデルを選択してください)
また、一般的なゲームであれば、問題なく動きます。
各社とも一番力を入れているボリュームゾーンになりますので、選択肢はかなり多くあります。
メインの利用目的、予算に合わせて最適な組み合わせを選んでください。
Inspiron 15 5000 プラチナ

グループBの方にお勧めしたいのが、Inspiron 15 5000 プラチナ。
こちらも様々な組み合わせのモデルがあるのですが、お勧めは15インチAMD(5505)モデルになります。
SSDのストレージも512GBになっていますので、ビジネス利用、かなりの数の画像編集等でも快適に作業することが出来ます。
価格は割引クーポンによりますが、7万円前後で購入出来ることが多いです。
失敗しないパソコン選び 3つのポイント
CPU:AMD Ryzen™ 7 4700U
メモリ:8G
ストレージ:512GB SSD
New Inspiron 15 5000 プラチナ

画像のリンク先は、先ほどご紹介した、Inspiron 15 5000 プラチナと同じですが、その中のNEW15インチ インテル(5502)を選択してください。
最初にご紹介した、Inspiron 15 5000 プラチナに比べて全体的に装備が上がっています。
CPUやストレージなどの性能はAMDがインテルに変更になった位で、実際のパフォーマンスは変わりません。(むしろ劣る?)
大きな違いは、Wi-Fi 6 対応とUSB 3.2 Gen 2 Type-Cが追加された部分だと思います。
高速通信が出来る環境をお持ちの方やUSBを利用して大量のデータを移動させる方には魅力的な装備になっています。
失敗しないパソコン選び 3つのポイント
CPU:第11世代 インテル® Core™ i7-1165G7
ネットワーク アダプター:インテル® Wi-Fi 6 2×2
USB 3.2 Gen 2 Type-C 搭載
こちらのモデルにはメモリとストレージを増強したモデルが用意されています。
メモリが16G、ストレージが1TBになっています。
価格は9万円代であり、価格差は先ほどのモデルに比べて1万5千円ほどプラスになっています。
予算が10万円位の方には、ぜひこちらのモデルをご購入されることをお勧めします。
グループBの利用目的であれば、かなり余裕を持って使用することが可能です。
グループC
グループCの方は、パソコンを本格的に利用される方向けです。
動画の編集や大量の画像編集、または複数のソフトの同時利用をされる方向けの商品です。
Youtubeへの動画編集、投稿などをされる方なども含まれます。
また、本格的なオンラインゲームにも対応していますので、プレイ中に動作が遅くなることもまずありません。(環境によります)
今回は、特にこれから動画編集を始めたい方や、イラストレーターやフォトショップを使用してクリエイターの勉強をしてみたい方などにお勧めの商品をご紹介させて頂きます。
一般的な利用を予定されている方には、オーバースペックになると思います。
また、高スペックのパソコンをお探しの方は、ある程度の知識があると思いますので、当ブログの簡単な説明では物足りないと思いますが、ほとんどの方の欲求は満たしてくれるモデルになっています。
Dell G5 15 SE プラチナ

画像のリンク先は、15インチ(5500)になっているので、15インチ(SE)を選択してください。
ゲーミングPCであるこのモデルは、AMDのCPUとGPUの組み合わせで、高水準のパフォーマンスを引き出すことが出来ます。
ほとんどの有名なゲームを満足のいくレベルで利用することが可能です。(環境設定は必要です)
失敗しないパソコン選び 3つのポイント
CPU:AMD Ryzen™ 7 4800H
GPU:RX5600M
1TB のSSDストレージ
構成は色々と選べますが、上記の構成がベストです。
価格は14万円代位が相場です。
G5にはCPUとGPUの様々な組み合わせがあります。
CPUが第10世代 インテル® Core™ i7-10750HとGPUがRTX2060の組み合わせがありますが、若干価格が上がるだけで、性能的には変化はほぼないと思います。
インテルファン向けの構成です。
少し上のグレードが良ければ、CPUがAMD Ryzen™ 9 4900H のモデルが用意されていますので、こちらがお勧めです。(個人的にとても欲しいモデルです)
価格差はプラス1万5千位になります。
なお、商品購入時にメモリ、ストレージの増設をすることが出来ません。
メモリはどのモデルでも16GBのみになっていますので、ご注意ください。
本格的にイラストレーターやフォトショップを利用される場合は32GBは必要だと思います。
その際は、ご自身で換装されるか、さらに上のシリーズをお求めください。
デルの高性能ノートパソコンは、こちら以外にもXPSシリーズが用意されています。
メモリやストレージが増強されているモデルも販売されていますので、ご興味のある方は、ぜひ検討してみてください。
DELL × LINE
デルのパソコンを利用する際に、サポートに不安があるという声を聞くことがあります。
実際に一時期、サポートに問題があったようですが、現在はかなり改善されているようです。
そして更なるサポート強化の一環として、デルはLINEに公式アカウントを開設しています。
電話対応だと中々繋がらないことが多かったようですが、LINEであれば気軽に問題点を連絡することが出来ると思います。
サポートを受けるには、LINEでの友だち登録が必要となりますので、LINE検索からデルと入力して頂くか、下記のアドレスからも登録することが可能です。
デルのパソコンについて、不明な点はどんどん問い合わせて見てください。
なお、返信に時間がかかる場合もありますので、緊急の際は、直接電話をした方が早いかもしれません。(連絡先は以下のリンクに書かれています)
まとめ
いかがでしたか。
かなり構成を絞ってご紹介させて頂きましたが、グループごとに予算に合った、最適なパソコンをご紹介させて頂くことが出来たと思っております。
お読み頂いた方の中には、もっと安いパソコンがあるのではと思われた方もいらっしゃると思います。
確かに価格的にはもう少し安いパソコンもあるのですが、どのような用途でパソコンを購入するにしても、グループAクラスのパソコンを購入しておいた方が良いと思います。
価格だけで選んでしまうと、起動に時間がかかったり、作業中にフリーズしたりと早い段階でトラブルに遭遇しやすくなると思います。
今回の記事が皆様の次回のノートパソコンのお買い替えの際に、少しでもお役に立てることが出来れば幸いです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント