確定申告書の郵送方法|確実に提出するための完全ガイド【2025年最新情報】

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確定申告書を作成後、「郵便または信書便で送付」と記載されているものの、具体的な郵送方法が分からずお困りではありませんか?

この記事では、確定申告書を確実に、そして安心して郵送するための方法を徹底解説します。

「郵便」と「信書便」の違いから、具体的な郵送手順、料金、注意点まで、最新の情報に基づいて分かりやすくご紹介します。

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郵便とは

確定申告書を送付する方法に記載されている「郵便」とは、「第一種郵便物」のことを指しています。

第一種郵便物とは

第一種郵便物」とは一般的に封書のことを指しています。

  • 定形郵便物
  • 定形外郵便物
  • 特定封筒郵便物(レターパックなど)
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信書便とは

信書

信書」とは、「特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、又は事実を通知する文書」のことを言います。

信書便

「信書便」とは、民間事業者による信書の送達に関する法律に規定する一般信書便事業者又は特定信書便事業者による信書便をいいます。

出典:国税庁「信書便」より

信書便事業者

信書を取り扱うことの出来る事業者(特定事業者)は数多くありますので、以下の総務省のホームページからご確認ください。

信書便事業者一覧

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確定申告書の最適な郵送方法

今までの記事で、「郵便」と「信書便」の違いについてご理解頂けたと思います。

では実際に郵送する時はどうしたら良いのでしょうか。

結論から言うと、確定申告書は「第一種郵便物」として郵送するのが最も一般的で、コスト面でも優れています。

特に、レターパックライトを利用する方法がおすすめです。

定形外郵便物

確定申告書はA4サイズで複数枚となりますので、通常は「定形外郵便物」として郵送することになります。

(定形郵便物として送れないこともないかもしれませんが、折り畳んで郵送することはお勧めいたしません)

下記の重量に合わせた料金を支払って、そのまま郵送しても良いのですが、確定申告書は大変重要な書類になりますので、「付帯サービス」を付けて郵送した方が良いでしょう。

料金

重量規格内料金規格外料金
50g以内140円260円
100g以内180円290円
150g以内270円390円
250g以内320円450円
500g以内510円660円
1kg以内750円920円

規格内料金は、長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内および重量1kg以内

付帯サービス

簡易書留+350円
特定記録+210円
速達+300円
(250g以上1kgまで)
  • 簡易書留:引受と配達のみを記録
  • 特定記録:引受のみ記録
  • 速達:通常より1日ほど早く配達

基本の組み合わせは、「定形外+簡易書留」になります。

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レターパック

レターパックは、A4サイズ・4kgまで全国一律料金で送れるサービスで、「レターパック・プラス」と「レターパック・ライト」の2種類が販売されています。

料金重量厚さ追跡配達方法
レターパック・プラス600円4kgなしあり対面
レターパック・ライト430円4kg3cmありポスト

利用できない郵送方法

以下の方法では、確定申告書を郵送出来ませんのでご注意ください。

  • ゆうパック
  • ゆうメール
  • ゆうパケット
  • クリックポスト

これらのサービスは「荷物」の扱いとなるため、「信書」である確定申告書を送ることはできません。

確定申告書の控えが必要な場合

税務署の受領印が押された控えが必要な場合は、返信用封筒(切手貼付、返信先住所記入済み)を同封してください。

控えと返信用封筒の重さを事前に測り、不足のない切手を貼るようにしましょう。

郵送時の注意点

  • 宛先: 所轄の税務署宛に送付します。税務署の住所は国税庁のウェブサイトで確認できます。
  • 封筒の書き方: 封筒の表面に税務署名と「所得税確定申告書在中」と朱書きし、赤色の四角で囲みます。裏面には差出人の住所と氏名を記入します。
  • 提出期限: 確定申告の提出期限は例年3月15日です。郵送の場合は、消印日が提出日とみなされますので、期限に間に合うように早めに郵送しましょう。最新の提出期限は国税庁のウェブサイトで確認してください。
  • マイナンバーの記載: 確定申告書にはマイナンバーの記載が必要です。記載漏れがないよう注意しましょう。
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まとめ

いかがでしたか。

確定申告書の郵送方法」について詳しくご紹介させて頂きました。

結論としては、以下の2通りが確定申告書を郵送する際の方法になります。

  • 定形外+簡易書留
  • レターパック(ライトまたはプラス)

では、どちらがお勧めかと言うと、「レターパック(ライト)」で郵送する方法になります。

(対面で渡す必要はありませんので「ライト」で良いと思いますが、どうしてもご心配な方は「プラス」を選択してください。)

料金的には「定形外+簡易書留」がおそらく500円を超えるのに対して、「レターパック・ライト」だと430円とお得になっています。

また、「レターパック・ライト」であれば郵送時に封筒を用意する必要もありませんし、コンビニエンスストアでも購入することが出来ますので郵便局に行く必要もありません。

投函も郵便局ではなくポストでも投函することが可能です。

確定申告書の提出には期限がありますので、ぜひ今回の記事をご参考に、お早めに提出するようにしてください。

今回も最後までお読み頂きありがとうございました。

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