2022年(令和3年分)の確定申告から、マイナンバーカードを利用したe-Taxが簡単に行えるようになりました。
そのため、マイナンバーカードを持っていないとパソコンやスマホで確定申告書が作成出来ないと考えてしまいがちですが、マイナンバーカードを持っていなくても、例年通り、「確定申告書等作成コーナー」を利用して確定申告書を作成することが可能です。
なお、作成した確定申告書は、e-Taxとして送信することは出来ませんのでご注意ください。
ご自身で印刷して、税務署へ持参、または印刷して郵送する必要があります。
マイナンバーカードなし パソコンで申告
確定申告書等作成コーナー

まずは上記のリンク先より、確定申告書等作成コーナーへアクセスします。
初めて作成される場合は、赤い矢印の先にある「作成開始」をクリックします。
新しいウィンドウが開きます。
提出方法の選択

提出方法の選択画面が表示されますので、下の「印刷して提出」をクリックします。
これ以降の作成方法は以下で詳しくご紹介させて頂いておりますのでご参照ください。
マイナンバーカードなし スマホで申告
国税庁のサイトへアクセス

国税庁のサイトが表示されますので、「申告書等の作成」をタップしてください。

「確定申告書等作成コーナー」が表示されますので、「作成開始」をタップします。
なお、画面上部に記載されている通り、スマートフォンで作成出来るのは「所得税の確定申告書」のみになります。
「青色決算申告書や収支内訳書、消費税や贈与税」の申告はパソコン版の確定申告書等作成コーナーをご利用ください。

申告書作成のための6つのステップが記載されています。
- 申告準備
- 収入等入力
- 控除等入力
- その他入力
- 送信または印刷
- データ保存等
この順番で入力していきますので、必要な書類を手元に置いて作業を進めてください。
申告内容に関する質問

「申告内容に関する質問」に答えて行きます。
「住宅ローン控除」を受ける予定の方へ
スマートフォンで住宅ローン控除に関連する入力画面は、パソコン版の画面が表示されます。
大変小さく見えにくいため、パソコンをお持ちであれば、パソコンからe-Taxすることをお勧めします。
入力の仕方については、以下をご参照ください。

提出方法の選択画面が表示されますので、「書面」を選択して「次へ」をタップしてください。
(画像はe-Taxを選択していますのでご注意ください。)
これ以降の作成方法は以下で詳しくご紹介させて頂いておりますのでご参照ください。
印刷する
作成した「確定申告書」はご自宅で印刷される方が多いと思いますが、プリンターをお持ちでない場合は、コンビニエンスストアでも印刷することが可能です。
以下国税庁のサイトに印刷方法が記載されていますので、ご確認ください。
郵送する
作成した「確定申告書」を郵送する場合は郵送の方法にご注意ください。
以下の記事で詳しくご紹介させて頂いておりますので、ご参照ください。
まとめ
簡単ですが、マイナンバーカードをお持ちでない場合の確定申告の仕方についてご説明させて頂きました。
「確定申告書等作成コーナー」での基本的な操作方法は、e-Taxでも印刷でも大きな違いはありません。
毎年確定申告をされている方であれば特に問題はないでしょう。
なおマイナンバーカードが無くても確定申告書自体は作成出来ますが、「マイナンバー」は必ず必要になります。
申告書の提出時には必ず必要になりますので、「通知カード」等をお持ちであれば事前に準備しておいてください。
「マイナンバー」が分からなくても、確定申告書は作成することが出来ますが、郵送・持参のどちらであっても「提出」することが出来ません。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
確定申告書作成の際のご参考になれば幸いです。
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