今回ご紹介させて頂くのは、電動歯ブラシになります。
電動歯ブラシと言ってもただ縦横に動くだけのものから、回転するもの、音波振動をするものまで様々な種類があります。
また多くのメーカーから販売されていますし、価格も様々なものがるので、初めて購入しようとする方は、かなり迷われるかと思います。
そんな数ある電動歯ブラシの中から、私がお勧めさせて頂くのは、パナソニックから発売されているDoltz(ドルツ)というシリーズです。
長年愛用してきた経験から、間違いなくお勧めできる商品ですので、ぜひ電動歯ブラシの購入を検討されている方は、検討してみてください。
2022年9月1日より、新モデルが発売になっています。
旧モデルに比べると大幅な値上げが実施されています。
モデルによっては1万円ほど違いがありますので、旧モデルを検討中の方は在庫がなくなる前にお早めに購入されることをお勧めします。
旧モデルも値上がりが予想されますのでご注意ください。
ドルツ電動歯ブラシ
モデル紹介
ドルツの電動歯ブラシには、以下の5つのモデルがあります。
- トップグレードモデル
- ハイグレードモデル
- スタンダードモデル
- エントリーモデル
- お手軽モデル
それぞれ価格や性能に違いがあり、どれも魅力的ですが、スタンダードモデル以上とエントリーモデル以下で2つ大きな違いがあります。
それは、急速充電機能と、充電スタンドです。
急速充電機能は、普段からキチンと管理出来る方は良いのですが、意外と電動歯ブラシの充電は忘れてしまいがちです。
いざ磨こうとした時に充電切れで磨けないという時でも、すぐに対応出来るのが、急速充電の魅力です。
約2分の急速充電で、1回分の歯磨き出来ますので、急いでいる時などはとても助かる機能です。
(USB充電では6分かかります)
充電スタンドについては、大きな違いがないように思われるかもしれません。
しかし、以下をご覧ください。

スタンダードモデル以上は、無接点充電スタンドを採用しています。
濡れた歯ブラシからの水のしたたりも気にならず、スタンドを清潔に保つことが出来ます。
清掃もとても楽に行うことが出来ます。

エントリーモデル以下の商品は、接点充電スタンドを採用しています。
これは歯ブラシの底から充電するタイプになります。
そのため、充電スタンドに水垢等がたまりやすく、電動歯ブラシの水分を綺麗に取り除くことが必要です。
電動歯ブラシは毎日利用するものですから、ちょっとした事が大きな違いになります。
無接点充電スタンドは、歯ブラシが濡れた状態でもそのままスタンドに挿しておいても特に問題はありません。
一方の接点充電スタンドは、歯ブラシが濡れたままでもスタンドに挿すことは出来ますが、底の部分が充電部になりますので、濡れたままの状態にしておくのはあまり良いことではありません。
(性能的には問題はないようですが、、)
また、水垢や汚れが付きやすいので、その分手入れも必要になります。
そこで、今回は、急速充電機能、無接点充電スタンドがある、スタンダードモデル以上の商品に限ってご紹介させて頂きます。
エントリーモデル以下の魅力
今回、詳細は割愛させて頂きますが、エントリーモデルとお手軽モデルには上位機種にはない魅力があります。
それは、接点充電スタンドが小さいことです。
小さいことの何が良いのか?
それは、旅行に持っていく時です。
海外に行くことが多いのですが、とにかく無接点充電スタンドの大きさは邪魔以外の何物でもありません。
分解したり、畳むことが出来ないので、あのサイズのまま持って行かなくてはなりません。
これが意外と場所をとるので、大きなマイナスポイントです。
その点、接点充電スタンドは高さも幅もないので、持ち運びにはとても便利です。
旅行に持っていくことを考えていらっしゃる方は、予備用として購入しておくのもお勧めです。
上位モデルは1回の充電で90分間使用することが出来ます。
(通常の使用、1日2回2分ずつの場合)
国内の2~3泊のご旅行であれば、充電スタンドは必要ありません。
2022年9月モデルから追加された新機能
2022年9月モデルでは幾つかの新機能が追加されています。
モデルによって追加されていない機能もありますので、詳しくは各モデルの説明で確認してください。
磨き角度センサー

歯周ポケット磨きに適した45°に近づくと、リングが青色に光ります。
押しつけ防止センサー・プロ

ブラシを押しつけ過ぎると赤色に光り、音でも知らせてくれます。
USB・フロート充電

充電時間は3時間ほど。
6分間の充電で1回分磨くことが出来ます。
トップグレードモデル
EW-DT72

ドルツ電動歯ブラシ、最上位にランクするのが、EW-DT72。
Bluetooth®搭載モデルでレッスン動画を見ながら歯磨きをすることが出来ます。

毎分約31,000ブラシストロークのヨコ方向への細かな動きで、「ヨコ磨き」ができます。
ドルツならではの、W音波振動。
ドルツ最大の魅力と言っても過言ではありません。
一度経験すると、他の電動歯ブラシは使用出来なくなります。


便利な機能が多数用意されています。
但し注意して頂きたいのは、海外での利用が出来ないことです。
これはBluetooth®を搭載しているがためのデメリットです。
(海外で動作しないと言うことではありません)

5つのモードから選択することが可能です。
パナソニック 電動歯ブラシ ドルツ 最上位モデル シルバー Bluetooth搭載 ライトリング機能 EW-DT72-S
W音波振動 とドルツアプリによるこだわりの歯周ケア
ハイグレードモデル
EW-DP56

ドルツ電動歯ブラシの上位モデル、EW-DP56。
DT72との違いは、Bluetooth®を搭載しているかどうかの違いです。

毎分約31,000ブラシストロークのヨコ方向への細かな動きで、「ヨコ磨き」ができます。
ドルツならではの、W音波振動。
ドルツ最大の魅力と言っても過言ではありません。
一度経験すると、他の電動歯ブラシは使用出来なくなります。


足りないものがないほどの充実機能です。

5つのモードから選択することが可能です。
パナソニック 電動歯ブラシ ドルツ ハイグレードモデル シルバー EW-DP56-S
歯周・歯間をスペシャルケア。W音波振動で驚きの歯垢除去力と磨き感を実現.。
EW-DP36

EW-DP56との大きな違いは、モード数の違いです。

毎分約31,000ブラシストロークのヨコ方向への細かな動きで、「ヨコ磨き」ができます。
ドルツならではの、W音波振動。
ドルツ最大の魅力と言っても過言ではありません。
一度経験すると、他の電動歯ブラシは使用出来なくなります。


機能は充実しています。

EW-DP36からモードが3つに限定されます。
スタンダードモデル
EW-DA46

スタンダードモデルである、EW-DA46は、上位モデルと比べて決定的に違う所があります。
それが、W音波振動機能です。
これは、横磨き機能はあるけど、たたき磨き機能がないことになります。

毎分約31,000ブラシストロークのヨコ方向への細かな動きで、「ヨコ磨き」ができます。

基本的な機能は揃っています。

Wクリーンモードがないのが特徴です。
パナソニック 電動歯ブラシ ドルツ スタンダードモデル グレー EW-DA46-H
歯周ポケットにひそむ歯周病の原因菌までかき出す。フロートチャージで清潔&急速1時間充電。
性能比較
これまでご紹介させて頂いたモデルを比較してみると以下のようになります。
EW-DT72 | EW-DP56 | EW-DP36 | EW-DA46 | |
---|---|---|---|---|
ドルツアプリ | 〇 | × | × | × |
タタキ磨き | 12000 | 12000 | 12000 | × |
ヨコ磨き | 31000 | 31000 | 31000 | 31000 |
Wクリーン (モード) | 〇 | 〇 | 〇 | × |
ノーマルモード ソフトモード | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
センシティブ | 〇 | 〇 | × | × |
Wガムケアモード | 〇 | 〇 | × | × |
ガムケアモード | × | × | × | 〇 |
携帯ケース | 〇 | 〇 | × | × |
充電残量表示 | 〇 | 〇 | × | 〇 |
充電催促機能 | × | × | 〇 | × |
使用時間 | 11~22日 | 11~22日 | 11~22日 | 11~22日 |
海外使用 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
アマゾン販売価格 | 41,000 | 33,000 | 26,000 | 21,000 |
価格は参考価格です。お求めになられる時期により変動します。
EW-DT72は、ほぼすべての性能を網羅していますが、海外での利用が出来ません。
すでに記載させて頂きましたが、Bluetoothを搭載しているためです。
EW-DP56は、EW-DT72に比べて劣る機能は、Bluetoothの有無のみです。
逆にBluetoothがない分、海外で利用することも可能です。
EW-DP36は、EW-DP56に比べると、モード数が限られるのと、充電残量表示がないことです。
但し、充電督促機能というものはあるので、いつ充電したら良いかは分かるようになっています。
また携帯ケースが付属しません。
EW-DA46は、上位クラスに比べて、大きく劣る点は、タタキ磨き機能がないことです。
モードは当然少なくなりますが、ガムケアモード(歯茎ケア)が付属するのが特徴です。
新旧モデル価格比較
2022年9月発売の新モデルでは大幅な価格改正が行われました。
旧モデルに比べると一時期、最大16,000円ほど高くなっていましたが、2022年末の時点では価格差がだいぶ小さくなって、8,000円ほどになっています。
2023年1月末の時点では最大価格差が14,000円ほどになっています。
新製品にこだわりがなければ、依然として旧モデルがお買い得でお勧めです。
新モデルと旧モデルの大きな違いは、「お知らせ機能」と「USB充電」になります。
基本的な「磨き機能」に変更はありませんので、安心して利用することが出来ます。
また「USB充電」は便利な反面、急速充電時間が従来品に比べて劣っています。
従来型は2分で1回分の充電が出来ますが、USB充電は、6分で1回の充電です。
旧モデルが売り切れていたり、価格が変更になっている場合は、何卒ご了承下さい。
新モデル (2022~2023) | 価格 | 差額 | 価格 | 旧モデル (2021~2022) |
---|---|---|---|---|
EW-DT72 | 34,770 | ▲13,970 | 20,800 | EW-DT52 |
EW-DP56 | 28,300 | ▲7,312 | 20,988 | EW-DP55 EW-CDP55 |
EW-DP36 | 21,670 | ▲3,870 | 17,800 | EW-DP35 EW-CDP35 |
EW-DA46 | 17,747 | ▲3,247 | 14,500 | EW-DA45 |
価格は2023年1月末日時点のものになります。
旧モデルの価格は「CDP」など同じ商品の色違いをご紹介している場合があります。
あくまでも参考価格としてご検討ください。
まとめ
いかがでしたか。
4つの電動歯ブラシのご紹介とそれぞれの機能の比較をご紹介させて頂きました。
ではどの機種を購入すべきでしょうか?
もちろん、ご予算のある方は、最上位モデルのEW-DT72を購入されるのが良いと思います。
しかし、下位モデルである、EW-DP56との違いは、Bluetoothの有無でしかありません。
ドルツアプリを利用して歯磨きをしたい方以外には、不要のような気がします。
EW-DP56とEW-DP36の違いは、モード数と携帯ケースです。
歯周環境が良くない方、着色等を効果的に落としたい方、旅行に持参したい方には、EW-DP56がお勧めです。
歯周環境がそれほど悪くなく、家のみでのご使用を考えていらっしゃる方は、EW-DP36で十分だと思います。
EW-DA46は、上位モデルと比べて、タタキ磨き機能がないことが大きなマイナスポイントです。
個人的な感想ですが、このタタキ磨き機能の有無はかなり大きいので、上位モデルを購入されることをお勧めします。
あえて、こちらの商品を選ぶ基準は、歯周環境が良く、歯自体が強い方、歯茎のマッサージがしたい方には良いかもしれません。
ということで、個人的なお勧めは、EW-DP56になります。
毎日の歯磨きも楽しくなりますので、ぜひ電動歯ブラシの購入を検討される方は購入してみてくださいね。
なお、今回ご紹介させて頂いたモデルは、2022~23年発売の新商品です。
機能は最新のものが揃っていますが、価格は高めに設定されています。
同等の機能で少しでもお安く購入されたい方は、お勧めモデルEW-DP56の一つ前のモデル、EW-DP55がお勧めです。
歯周ポケットから歯の白さまで、W音波振動でスペシャルケア。
こちらであれば、約10,000円ほどお安く購入することが可能です。(2022年9月現在)
私も使用しているモデルですので、自信を持ってお勧め出来ます。
(カラーによっては売り切れている場合があります。ご注意ください。)
なお、清潔な口内環境を維持するためには、ジェットウォッシャーも必需品です。
こちらで詳しくご紹介させて頂いておりますので、合わせてご覧ください。
さらに電動歯ブラシの効果を上げる要素の一つである、お勧めの歯磨き粉もこちらで詳しくご紹介させて頂いております。
歯磨き粉選びの参考にしてみてください。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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