マイナンバーカードの申請を考えているけれど、「申請書IDが分からない」「交付申請書を紛失してしまった」という方もご安心ください。
この記事では、申請書IDが不明な場合でもマイナンバーカードをスムーズに取得する方法を、最新情報に基づいて詳しく解説します。
申請書IDとは?なぜ必要?
申請書IDは、マイナンバーカードの申請手続きをオンラインで行う際に必要な23桁の番号です。
通知カードまたは交付申請書に記載されています。
このIDがないとオンライン申請がスムーズに進められないため、紛失してしまうと手続きが出来なくなってしまいます。
申請書IDが分からない場合はどうすべきか
市町村役所で取得する
お住まいの地域の市町村役所に直接行くことで交付申請書を入手することが出来ます。
但し市町村役所の窓口では、そもそも直接マイナンバーカードを申し込むことが出来ますので、申請に必要な書類を揃えておけば、わざわざ交付申請書を入手する必要がありません。
(その場で記入して申請する事が出来ます)
この辺りは皆様の判断によるのですが、市町村役所でのマイナンバーカードの申請はとても混み合っています。
場所や時間帯によっては、数時間以上の待ち時間は当たり前という場合がほとんどです。
マイナンバーカードの申請に何時間も待つことが出来ないという方は、案内係の方にその旨を告げて、申請書だけを頂けないかとお願いしてみましょう。
おそらく身分証明書等を見せればすぐに申請書を発行してくれると思いますので試してみてください。
但し、すべての市町村役所で対応してもらえるかどうかは確認しておりませんので、断られた場合は、通常の受付をして申請書を入手してください。
郵送で取得する
申請書のダウンロード
マイナンバーは分かるけど「申請書ID」が分からない方は、「交付申請書」を郵送すれば自宅に郵送してもらえます。
以下のリンクから交付申請書をダウンロードして提出してください。
マイナンバーカード総合サイト:交付申請書等ダウンロードページ
ダウンロードする時の注意事項
ダウンロードページには、交付申請書以外の書類もダウンロード出来るようになっているので少し分かりにくくなっています。
交付申請書に必要な場所は、「マイナンバーカード交付申請書」にある「日本語」という場所と、「交付申請書 送付用封筒材料」にある「日本語」という場所の2つになります。
マイナンバーカードを自宅で受け取る方法
手順
マイナンバーカードを申請・受け取るには基本的に以下の流れになります。
市町村役所で申請 又は 郵便・ウェブで申請
↓
交付通知書受け取り(自宅)(申請から1ヶ月以上)
↓
市町村役所でマイナンバーカードを受領
現在、マイナンバーカードの申し込みがとても増えているために、市町村役所で申し込んでも、郵便やインターネットから申し込んでも、交付通知書の受領までに1ヶ月ほどかかる場合があります。
その後、交付通知書を持参して、再び市町村役所へ行き、マイナンバーカードの設定を行った後にようやくマイナンバーカードを手にすることが出来ます。
しかし当然、市町村役所にはマイナンバーカードを受領しに来る人が多数いるために、自分の番が来るまで、数時間待ちは当たり前という状況になっています。
そこで2020年度から、一部の市町村役所で自宅で直接マイナンバーカードを受け取ることが出来るサービスが開始されています。
ぜひ積極的に利用してみてください。
なお、このサービスを利用するには、市区町村の窓口、マイナンバーカード臨時申請窓口で申し込む必要があります。
すべての市町村役所で行われているかどうかわかりませんので、必ずお住まいの地域の市町村役所で確認してください。
必要な持ち物
本人確認書類
- 通知カード
- 本人確認書類(以下A:Bの中から必要に応じて)
- 通知カードがある場合:A1点又はB2点
- 通知カードがない場合:A2点又はA1点とB2点
- A:官公庁が発行した顔写真付きの証明書等
- B:氏名と生年月日・住所の内どちらか一方、または両方が記載されたもの(有効期限内であるもの)
顔写真
- 縦4.5センチ、横3.5センチ
- 無帽・正面・無背景のもの、最近6ヵ月以内に撮影されたもの
申請窓口によっては無料で写真撮影をしてもらえる場合があります。
事前にご確認ください。
暗証番号
- 署名用電子証明書:英数字6文字以上16文字以下(英大文字を1字以上利用すること)
- 利用者証明用電子証明書:数字4文字
- 住民基本台帳事務用:数字4文字
- 券面事項入力補助用:数字4文字
マイナンバーカードの受け取り
マイナンバーカードは本人限定受取(特例型)で自宅に届きます。
事前に本人限定受取郵便物到着のお知らせが届きますので、指示に従って受け取り方法を指定してください。
詳しくは以下の郵便局のホームページをご参照ください。
まとめ
申請書IDが分からなくても、市区町村役所の窓口や郵送での請求で対応できます。
また、自宅でマイナンバーカードを受け取れるサービスも一部で開始されているため、窓口の混雑を避けることも可能です。
マイナンバーカードは今後ますます重要な役割を担うことが予想されますので、早めの取得をおすすめします。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
以下、オンラインでのマイナンバーカードの作成方法に関して詳しくご紹介させて頂いております。
あわせてご覧になってみてください。
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