令和6年12月2日以降、従来の健康保険証は原則として発行されなくなり、マイナンバーカードが「マイナ保険証」として利用できるようになりました。
「連携手続きが面倒そう」「やり方がよく分からない」と感じて、まだ手続きをしていない方も多いのではないでしょうか?
ご安心ください!マイナ保険証への登録は、スマートフォンがあれば最短5分で完了するほど簡単です。この記事では、画像を交えながら、誰でも迷わず手続きを完了できるステップを徹底解説します。
さらに、医療費控除の自動化や高額療養費の事前申請不要など、連携の大きなメリットから、知っておきたいデメリット(注意点)まで、マイナ保険証のすべてを網羅。
これを読めば、すぐに手続きを完了し、便利でお得な未来の医療体験を手に入れられます。ぜひ、この記事を参考に今すぐ登録を済ませましょう!
マイナンバーカードと健康保険証を連携出来ない方、マイナンバーカードをお持ちでない方は、以下の記事をご参照ください。
マイナポータルにログイン

出典:マイナポータル公式サイト
マイナポータルのアプリを立ち上げます。
「登録・ログイン」をタップします。

マイナンバーカードの「利用者証明用電子証明書の数字4桁のパスワード」を入力します。

マイナンバーカードとiPhoneを合わせて、「読み取り開始」をタップしてください。

読み取りが完了すると、マイナポータルのトップページが表示されます。
マイナンバーカードの健康保険証利用申込

基本的な申込の手順は画像の通りになります。
「マイナポータル」のトップページにある、「健康保険証」をタップして指示通りに作業を進めていきます。
これ以降の画面は旧マイナポータルの画面での操作になりますが、現在はもう少し簡略化されていると思います。
参考までにご確認ください。

「保険証利用登録」画面が表示されますので、下にスクロールします。

「マイナポータルの利用者登録を行う」にチェックが入っているのを確認して、「同意して次へ進む」をタップします。

「マイナンバーカード読取」画面が表示されますので、下にスクロールします。

画面下にある、「申し込む」をタップします。

「利用者証明用電子証明書」の数字4桁のパスワードを入力して、「次へ」をタップします。

マイナンバーカードの上にスマートフォンを置いて、「読み取り開始」をタップします。
私の場合は読み取りが完了した時点で手続きが終了してしまいました。
「完了」画面が表示されることがなかったので、少し不安になりましたが、結果としては「完了」していました。
私と同じように表示されない場合でも申し込みの確認をすれば登録が出来たかどうか分かりますので、慌てずに申込状況の確認画面に進んでください。
申込状況を確認

「マイナンバーカードの読取り」が完了したら、おそらく上記の画面が表示されると思います。
もし、表示されていない場合は、上記のリンク先から申し込みページへアクセスしてください。
画面中央にある、「申込状況を確認」をタップします。

または「マイナポータル」のトップページ、「注目の情報」にある「健康保険証利用の申込状況を確認」からでもアクセスすることが出来ます。

「申込状況の確認」画面が表示されますので、画面を下にスクロールします。

画面一番下にある、「認証する」をタップします。
この後は再度、「利用者証明用電子証明書」の数字4桁のパスワードを入力して 「マイナンバーカード」を読み込ませてください。

「マイナンバーカード」の読み込みが完了すると、「このページをマイナポータルで開きますか?」と表示されますので、「開く」をタップします。

「本画面は閉じてください」と表示されますので、このタブを閉じてください。
画面右下にある「タブボタン」をタップして、「申込状況の確認」画面を表示します。

- 申込状況:正常に受け付けました。
- 健康保険証としての登録状況:登録完了
と表示されていれば、無事に申込が完了しています。

画面下部には、「マイナポータルの利用者登録」も正常に受け付けたと記載があれば、すべての手続きは完了です。
最後に「終了」ボタンを忘れずに押しておいてください。
連携のメリット
受付の自動化

「顔認証付きカードリーダー」の導入により、本人確認が簡単になります。
自動受付が可能になりますので、人との接触も最小限で済むようになります。
マスク・メガネ・帽子をかぶっていても認証することが可能です。
データに基づく診療・薬の処方が受けられる
- 過去の薬や特定健診等のデータが自動で連携されるため、口頭で説明する必要がない
- データを見たうえで診察・薬の処方をしてもらえることで、より良い医療が受けられる
- 旅行先や災害時でも、薬の情報等が連携される
薬の処方履歴を確認することが出来る(マイナポータル)
- 薬の処方履歴を見ることが出来る
- 特定検診等の情報を見ることが出来る
高額診療費制度の書類手続きが不要に

従来は、高額診療費制度を利用するためには、治療費を一度、全額支払いをした上で書類を申請し、受理されたあとに払い戻しが行われるという手順が必要でした。
しかし、マイナンバーカードと連携すると、情報提供に同意するだけで、支払いから書類の作成までが省略されます。
万が一の急な入院でも多額の支払いをする必要がないので、非常に大きなメリットです。
医療費控除が簡単に受けられる
マイナポータルからe-Taxと連携することにより、確定申告の際の領収書の計算が不要になります。
オンラインですべて手続きが完了しますので、大変便利な機能です。
年間の医療費が10万円を超える場合に受けられるのが医療費控除になります。
健康保険証としてずっと使える
転職や引っ越しをしても健康保険証としてそのまま使用することが出来ます。
国民健康保険や後期高齢者医療制度に加入されている方は、更新が不要になります。
連携のデメリット
機器トラブルや読み取りエラー
顔認証付きカードリーダーの操作に慣れていない場合や、機器の不具合、マイナンバーカードの読み取り不良により、受付に時間がかかることがあります。
使える医療機関・薬局が限られる
令和6年12月2日以降、従来の保険証は原則廃止されますが、顔認証付きカードリーダーの導入が間に合っていない医療機関や薬局がまだ存在します。事前に利用可能か確認が必要です。(ただし、2024年秋には原則すべての医療機関での導入が義務化されます)
暗証番号の管理
認証には4桁の暗証番号(利用者証明用電子証明書パスワード)が必要です。忘れたり、連続で間違えてロックがかかったりすると、役所での手続きが必要になります。
システム障害のリスク
大規模なシステム障害が発生した場合、一時的に保険証としての利用ができなくなるリスクがあります。(従来の紙の保険証も念のため携帯が推奨されています)
まとめ
いかがでしたか?
「手続きが難しい」というイメージとは裏腹に、マイナ保険証への連携は、マイナポータルから最短5分で完了するほど簡単だったはずです。
この連携により、面倒な紙の保険証が不要になるだけでなく、高額療養費の事前申請が不要になったり、医療費控除の手続きが大幅に簡略化されたりと、多くのメリットを享受できます。
将来的に主流となるマイナ保険証。ぜひ当記事を参考に手続きを完了させ、スマートでストレスフリーな医療体験をスタートさせてください。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。



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