【決定版】スプレッドシートのTRANSPOSE関数で行・列を入れ替え!「転置して貼り付け」との違いを徹底比較

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「表を作ってみたけれど、やっぱり行と列を入れ替えた方が見やすかった……」 そんなとき、手作業で一つずつコピペし直していませんか?

Googleスプレッドシートの「TRANSPOSE(トランスポーズ)関数」を使えば、魔法のように一瞬で表の縦横を入れ替えることができます。

でも、スプレッドシートには「転置して貼り付け」という似たような機能もありますよね。「一体どっちを使えばいいの?」と疑問に思う方も多いはず。実は、この2つには「仕事の速さを分ける決定的な違い」があるんです。

今回は、初心者の方でも今日から使いこなせるTRANSPOSE関数の基本から、実務で役立つ使い分けのポイントまで、どこよりも分かりやすく解説します!

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TRANSPOSE関数

基本的な使い方

構文=TRANSPOSE(配列または範囲)

配列またはセルの範囲の行と列を入れ替えます。

出典:Google ドキュメント エディタ ヘルプ TRANSPOSE

これを読む限りは、行と列を入れ替えることが出来る関数だということが分かります。もう少し補足すると、「行と列の縦横を入れ替える」ことになります。

実際にどのように使うかは以下で詳しくご説明させて頂きます。

実際の使い方

Googleスプレッドシート TRANSPOSE関数 使い方

TRANSPOSE関数」を使って、こちらの表の行と列を入れ替えてみましょう。この表の範囲は、(A1:D15)になりますので、挿入したいセルを選択して、「=TRANSPOSE(A1:D15)」と入力します。

Googleスプレッドシート TRANSPOSE関数 使い方

ここでは、セルA18に入力します。入力が完了したら、ENTERを押してください。

Googleスプレッドシート TRANSPOSE関数 使い方

列が年度になり、行が各月の売り上げに変わりました。

TRANSPOSE関数は、QUERY関数やSORT関数と組み合わせて、「並べ替えた結果を横向きに出力する」こともできます。興味のある方は調べてみてください。

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転置して貼り付け

Googleスプレッドシート TRANSPOSE関数 使い方 転置して貼り付け

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、「行と列を入れ替える」方法は、「TRANSPOSE関数」を使わなくても、「転置して貼り付け」という機能を使えば、簡単に入れ替えることが可能です。

対象となる表をコピーします。メニューの「編集」→「特殊貼付け」→「転置して貼り付け」をクリックします。

Googleスプレッドシート TRANSPOSE関数 使い方 転置して貼り付け

列に年度が入り、行に各月が入力されました。

「転置して貼り付け」をよく使う方は、ショートカット、「Ctrl + Alt + E → T(Windows)」を使うと作業効率が上がります。

TRANSPOSE関数を使う意味

転置して貼り付け」という機能があるのに、「TRANSPOSE関数」を使う理由はどこにあるのでしょうか。もちろん、入力の好みもありますし、コピーアンドペーストが面倒という場合もあると思います。しかしそれ以外にも、この2つを使い分けるには大きな理由があるのです。

Googleスプレッドシート TRANSPOSE関数 使う意味

こちらは「TRANSPOSE関数」で行と列を入れ替えた表になります。元になる表の2021年12月の売り上げを「500000円」に変更してみましょう。

Googleスプレッドシート TRANSPOSE関数 使う意味

元の表に入力したと同時に、「TRANSPOSE関数」で作成した表の方も売上金額が500000円に変更されました。

Googleスプレッドシート TRANSPOSE関数 使う意味

同様に、「転置して貼り付け」で作成した元の表に、2021年12月の売り上げを、500000円に変更してみます。作成した表の方には、何の変化も起こらず、450000円のままになっています。

以上のことから、両者の大きな違いは、以下になります。

  • TRANSPOSE関数:元の表に変更を加えると、作成した表にも影響が出る
  • 転置して貼り付け:元の表に変更を加えても、作成した表に影響は出ない

上記の特徴を逆にすると、作成した表に変更を加えると、「転置して貼り付け」の場合は、元の表に何の影響も与えません。しかし、「TRANSPOSE関数」で作成した表に変更を加えると「エラー」が表示されます。

言い換えると、「数式で守られているから、勝手に数字を書き換えられる心配がない」という、ポジティブなセキュリティ面での安心感でもあります。

TRANSPOSE関数を使う時の注意点

  1. 上書き禁止!: エラー回避のため、TRANSPOSE関数で表示される範囲に、あらかじめ文字が入っていないか確認しましょう。
  2. 書式は引き継がれない:関数で入れ替える場合、セルの色や枠線は引き継がれません。「交互の背景色」機能などを使って、最後に見た目を整えましょう。
  3. 大量データは関数が正解:数千行のデータをコピペで転置すると動作が重くなることがありますが、TRANSPOSE関数なら計算処理として一瞬で終わります。
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まとめ

お疲れ様でした!「行と列の入れ替え」ひとつとっても、関数を使うか機能を使うかで、その後の作業効率が大きく変わることがお分かりいただけたと思います。

  • 「とりあえず一度だけ形を変えたい」なら、右クリックの「転置して貼り付け」
  • 「元データを直したら、入れ替えた先の表も自動で直ってほしい」なら、TRANSPOSE関数

この使い分けができるようになれば、あなたはもうスプレッドシートの中級者です。

スプレッドシートには、今回のような「ちょっとした手間」を劇的に減らしてくれる関数がまだまだたくさんあります。これからも一つずつマスターして、よりスマートに仕事をこなしていきましょう!

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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