今回は、Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)に合格するための学習方法、第4弾、キャンペーン、コンバージョン、トラッキングについてご紹介させて頂きます。
初級編の最終回になりますので、ご覧になる方によっては、少し慣れない操作もあると思いますが、ぜひ最後までお付き合いください。
カスタムキャンペーンを測定
マーケティングキャンペーンは3つの要素を組み合わせてトラフィックを上げていくことが多い。
- テキスト広告:検索エンジンの結果を見て
- バナー広告:戦略的なウェブサイト
- ブランドや商品を伝える:SNSやメールを利用
キャンペーンタグ:広告やURLリンクに追加する少量の情報
メールから自身のサイトにアクセスしたユーザーを特定するには、リンクにemailというタグを追加すると簡単に特定することが出来ます。
キャンペーントラフィックの詳細を知るには以下の5つが挙げられます。
- メディア:必須
- 参照元:必須
- キャンペーン:必須
- コンテンツ
- キーワード
URL 生成ツールを使用したキャンペーンのトラッキング
キャンペーンURLを作成するには上記サイトへアクセスします。
入力する項目は以下になります。
Website URL:ランディングページのURL(例 https://www.example.com)
Campaign Source:参照元(google, newsletterなど)ユーザーの流入元
Campaign Medium:マーケティング媒体(cpc, banner, email)
Campaign Name:製品名、プロモーション(spring_sale)
Campaign Term:必要に応じて
Campaign Content:必要に応じて
名前の付け方
名前の値は自由です。
レポートに表示された時に分かりやすい名前にするようにしましょう。
通常はスペースなし(スペースがある場合はアンダースコアに変換されます)
タグの値を入力する際は一貫性を保つ
大文字と小文字は区別される
URLの作成
必須の入力が完了すると、画面の下にURLが作成されます。
一度に作成されるURLは一つのみになります。
多数のURLを作成するにはスプレッドシートを利用する方が便利です。
キャンペーンのテスト
キャンペーンをテストするには、シークレット ウィンドウを開くか、シークレット ブラウジング セッションを使用します。
↓
作成したURLをブラウザに貼り付ける
↓
重要な操作を行う
↓
リアルタイムレポートで確認する
集客→キャンペーン→すべてのキャンペーンをクリックします。
左の赤い枠線の中に様々なキャンペーンが表示されています。
キャンペーンごとに比較することが可能です。
データが適切に収集されているかどうか確認するには、右上の赤い枠線のなかにある検索ボックスすにキャンペーン名を入力します。
表示されたキャンペーン名をクリックすると、URL作成ツールに入力した参照元とメディアのデータを確認することが出来ます。
URLに追加したその他のタグを見るには、セカンダリディメンションを追加します。
目標の設定によるビジネス成果の測定
ビジネス目標:コンバージョン(ニュースレターの購読・商品の購入)
アナリティクスの目標:コンバージョン率(合計数・ユーザーの割合)
アナリティクスの目標を有効に出来るのは、ビューの管理者のみ。
設定できる目標はビューごとに20件まで。
アナリティクスでの設定
アナリティクスの管理画面から、ビュー→目標をクリックします。
続いて赤いボタンの新しい目標をクリックします。
テンプレートが表示されますが、これは人によって若干内容が違う場合があります。
またテンプレートに好みの目標がない場合は、カスタムを選択することも出来ます。
目標を選択したら、続行をクリックします。
まずは名前を入力します。
次に目標スロットIDを設定します。
目標スロットIDは、1から20までの番号であり、目標を整理するのに役立ちます。
次はタイプの選択です。
到達ページ:特定のページに到達した場合
滞在時間:セッションの長さ
ページビュー数:表示されたページ数
イベント:特定のアクションのトラッキング
到達ページのURLを入力します。
URLを入力する際は、ドメインの後の文字列を入力してください。(www.example.com/thankyou.html の代わりに /thankyou.html)
また入力したURLのデータが有効であるかどうかを確認するには、一番下にあるこの目標を確認をクリックします。
データが0%の場合は、有効ではありませんので、到達ページの下にある、プルダウンメニューから等しい・先頭が一致・正規表現のどれかに変更して再確認をクリックしてください。
3.3%などの数値が表示されれば、データをトラッキング出来ることが分かります。
値・目標到達プロセスは必要に応じて設定してください。
目標データを確認するには、コンバージョン→目標→目標到達プロセスをクリックします。
各ステップのユーザーアクティビティやユーザー数を確認することが出来ます。
Google 広告キャンペーンの測定方法
アナリティクスとGoogle広告を連動させます。
連動させる方法は、管理→プロパティ→Google広告とのリンクをクリックして設定してください。
集客→Google広告→キャンペーンをクリックします。
キャンペーンの名前がGoogle広告で設定した名前が表示されます。
表の中では、クリック数、クリック単価、ユーザーエンゲージメント、コンバージョン率などを確認することが出来ます。
キーワードをクリックすると、各広告の成果をキーワードと結びつけて分析することが出来ます。
コースの復習と次のステップ
成果を改善する他の方法
行動→サイトコンテンツ→すべてのページをクリックします。
セカンダリディメンションにユーザータイプを設定すると、新規ユーザーとリピートユーザーを確認することが出来ます。
新規ユーザーの多いページにキャンペーンを打つことも出来ます。
デジタルマーケティングキャンペーンの反応をデバイスごとに確認するには、集客→キャンペーン→すべてのキャンペーンをクリックします。
次にセカンダリディメンションでデバイスカテゴリを選択します。
テスト&解答
1. Google アナリティクスで、キャンペーンを正確にトラッキングするために必要な 3 つのタグとは何ですか。
- メディア、参照元、コンテンツ
- メディア、参照元、キャンペーン
- キャンペーン、コンテンツ、キーワード
- 参照元、コンテンツ、キーワード
2. Google アナリティクスの標準のキャンペーン パラメータはどれですか。
- utm_adgroup
- utm_source
- utm_medium
- utm_content
3. キャンペーン タグをすばやく作成したい場合は、どのツールが効果的ですか。
- Measurement Protocol
- セグメント ビルダー
- URL 生成ツール
- 目標セレクタ
4. URL にカスタム キャンペーン パラメータを追加するのに使用する形式はどれですか。
- www.googlemerchandisestore.com/?utm campaign = fallsale
- www.googlemerchandisestore.com/?utm_campaign=fallsale
- www.googlemerchandisestore.com/?utm_campaign=fall_sale
- www.googlemerchandisestore.com/?utm_campaign = fall sale
5. Google アナリティクスの目標の例として適切なものはどれですか。
- 商品の購入
- ニュースレターの購読申し込み
- Google 検索の完了
- 連絡先情報フォームの送信
6. Google アナリティクスで目標を作成する際に必要なのはどれですか。
- 目標名
- 目標タイプ
- 目標スロット ID
- 目標到達プロセス
7. Google Merchandise Store で目標 URL を「/thankyou」、マッチタイプを「先頭が一致」に設定した場合、www.googlemerchandisestore.com のページで目標としてカウントされるのは次のうちどれですか。
- /thankyou.html
- /thankyou.php
- /thankyou/receipt.php
- 上記のすべて
8. Google 広告で広告を掲載できるプロパティはどれですか。
- Google 検索
- Google ディスプレイ ネットワーク
- キャンペーン マネージャー
- Google AdSense
9. 自動タグ設定を有効にすると何が行われますか。
- アナリティクス タグがキャンペーン URL に追加される
- Google 広告タグがキャンペーン URL に追加される
- キャンペーンのハイパーリンクがウェブサイトのページに追加される
- アナリティクス トラッキング コードがウェブサイトのページに追加される
10. より多くのコンバージョン数を獲得した入札単価調整を確認できるのは、Google アナリティクスのどの Google 広告レポートですか。
- キャンペーン
- キーワード
- 入札単価調整
- リンク先 URL
まとめ
いかがでしたか。
Google広告に関連する部分は、利用したことの無い方にはピンと来ない部分があると思います。
これは仕方のないことだと思いますので、とりあえずは何となくでも覚えておけば良いのではないでしょうか。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
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