GAIQで出題された問題の解答と簡単な解説、第3回目です。
受験の際の参考にしてみてください。
なお、解説はGoogleアナリティクスヘルプより引用・参照させて頂いています。
GAIQの試験は、試験中にサイトを調べながら受験することが出来ます。
つまり、問題と解答を全部調べてしまうと、簡単に満点が取れてしまいます。
但しこれだと、自分の知識としては何も身につかないので、何も見ないか、アナリティクスの画面のみを見るようにして受験されることをお勧めします。
テストは不合格であっても、24時間後に再受験が出来ます。
データアナリストを目指す方に必須の「Google データアナリティクス プロフェッショナル認定証」が日本語で受講出来るようになりました。
ぜひ受講されることをお勧めします。
- GAIQ 問題集
- スマートゴールの作成に使用されているものは何ですか。
- フィルタは、これまでに処理されたすべてのデータにさかのぼって適用できる。
- ソリューション ギャラリーで共有できないアセットはどれですか。
- ディメンションと指標で利用できるスコープレベルはどれですか。
- キャンペーンのトラッキングを手動で行う場合、使用が推奨される 3 つのキャンペーン パラメータはどれですか。
- カスタム レポートで正確な情報を表示するため、どの指標やディメンションが同一である必要がありますか。
- Google アナリティクスにおいて、デフォルトではデータ収集の対象にできないシステムはどれですか。
- アナリティクスのトラッキング コードから Google アナリティクスにページビュー ヒットが送信されるタイミングはいつですか。
- 広告向けの機能を有効にする必要があるレポートはどれですか。
- カスタム ディメンションの用途として正しいものはどれですか。
- Google アナリティクスにおいて、デフォルトで利用できるキャンペーン パラメータでないものはどれですか。
- Google アナリティクスにおいて、「直帰率」とは何ですか。
- さまざまなデバイスでユーザーを認識するため、どのような機能を有効にする必要がありますか。
- Google 広告アカウントを Google アナリティクスとリンクする際に、できないことは何ですか。
- 過去 1 日、7 日、14 日、30 日間にセッションを開始したユーザーを確認できるレポートは次のうちどれですか。
- Google Merchandise Store で目標 URL を「/ordercomplete」、マッチタイプを「先頭が一致」に設定した場合、www.googlemerchandisestore.com のページで目標としてカウントされないものは次のうちどれですか。
- マルチチャネル レポートで、デフォルトのコンバージョンに対する貢献度はどのように配分されますか。
- イベント トラッキングの対象の動画をユーザーが 1 セッションで 3 回視聴した場合、アナリティクスでユニーク イベント数は何回とカウントされますか。
- マルチチャネル レポートで、コンバージョンの貢献度が割り当てられないチャネルはどれですか。
- 動画が埋め込まれたウェブページを訪問したユーザーが、何もクリックせずにページを離脱し、セッションがタイムアウトした場合、そのセッションは Google アナリティクスでどのような扱いになりますか。
- まとめ
GAIQ 問題集
スマートゴールの作成に使用されているものは何ですか。
- リマーケティング ユーザー
- カスタム レポート
- アナリティクスの目標
- 機械学習アルゴリズム
スマートゴールはビュー単位で設定します。
スマートゴールでは、ウェブサイトのセッションに関する多数のシグナルを機械学習で分析して、コンバージョンにつながる可能性が高いセッションを識別します。
各セッションにはスコアが割り当てられ、最も品質の良いセッションがスマートゴールに変換されます。
Google広告を利用していないと分からない問題です。
フィルタは、これまでに処理されたすべてのデータにさかのぼって適用できる。
- 正しい
- 誤り
フィルタは作成後のデータに影響を与えます。
ソリューション ギャラリーで共有できないアセットはどれですか。
- セグメント
- 目標
- カスタムディメンション
- カスタムレポート
ソリューション ギャラリーでは、ダッシュボード、カスタム レポート、セグメント、目標、カスタム アトリビューション モデルを共有できます。
ディメンションと指標で利用できるスコープレベルはどれですか。
- 地域レベル、滞在期間レベル、商品レベル、ユーザーレベルのスコープ
- ヒットレベル、セッション レベル、商品レベル、ユーザーレベルのスコープ
- イベントレベル、セッションレベル、トランザクションレベル、ユーザーレベルのスコープ
- イベントレベル、滞在期間レベル、トランザクションレベル、ユーザーレベルのスコープ
カスタムディメンションで定義できる範囲は、ヒット、セッション、商品、ユーザー。
ディメンションと指標は同じスコープでなくてはなりません。
キャンペーンのトラッキングを手動で行う場合、使用が推奨される 3 つのキャンペーン パラメータはどれですか。
- メディア、参照元、キャンペーン
- 参照元、コンテンツ、キーワード
- キャンペーン、コンテンツ、キーワード
- メディア、参照元、コンテンツ
キャンペーントラフィックの詳細を知るには以下の5つが挙げられます。
- メディア:必須
- 参照元:必須
- キャンペーン:必須
- コンテンツ
- キーワード
カスタム レポートで正確な情報を表示するため、どの指標やディメンションが同一である必要がありますか。
- ビュー
- インデックス
- スコープ
- カスタムレポート
カスタム レポートは、独自に作成するレポートです。
ディメンション(都市、ブラウザなど)と指標(セッション数、ページビュー数、直帰率など)を組み合わせて、表示するデータを絞り込みます。
Google アナリティクスにおいて、デフォルトではデータ収集の対象にできないシステムはどれですか。
- モバイルデバイス
- オンラインのPOSシステム
- オフラインの在庫情報データベース
- ウェブサイト
Measurement Protocol を利用すると、POS システムやインターネット キオスクなど、ウェブ接続機能を持つあらゆるデバイスから Google アナリティクスにデータを送信できます。
アナリティクスのトラッキング コードから Google アナリティクスにページビュー ヒットが送信されるタイミングはいつですか。
- ユーザーがオンライン ショッピング カートに商品を追加するたび
- トラッキング コードが設置されているウェブページをユーザーが読み込むたび
- ユーザーがウェブサイトで検索するたび
- ユーザーがウェブサイトで動画をクリックするたび
ページビューヒット:最も一般的、ユーザーがページを開くたびにページビューヒットが送信されます。
広告向けの機能を有効にする必要があるレポートはどれですか。
- リアルタイムレポート
- 地域レポート
- コーホート分析レポート
- ユーザー属性レポートとインタレスト レポート
リアルタイム、地域、コーホートはデフォルトの状態で閲覧することが出来ます。
カスタム ディメンションの用途として正しいものはどれですか。
- 標準レポートのセカンダリ ディメンションとして使用
- 以上のすべて
- カスタム レポートのプライマリ ディメンションとして使用
- カスタム レポートのセカンダリ ディメンションとして使用
カスタムディメンション:標準レポートではセカンダリディメンション、カスタム レポートではプライマリディメンション、またはセグメントとして使用することができます。
Google アナリティクスにおいて、デフォルトで利用できるキャンペーン パラメータでないものはどれですか。
- utm_medium
- utm_adgroup
- utm_source
- utm_content
デフォルトのキャンペーンパラメータ
Campaign Source:参照元(google, newsletterなど)ユーザーの流入元
Campaign Medium:マーケティング媒体(cpc, banner, email)
Campaign Name:製品名、プロモーション(spring_sale)
Campaign Term:必要に応じて
Campaign Content:必要に応じて
Google アナリティクスにおいて、「直帰率」とは何ですか。
- ユーザーがウェブサイトにアクセスした後、インタラクションが発生しないまま離脱した割合
- ユーザーがトップページから離脱したセッションの割合
- サイトの合計離脱数の割合
- 一定期間内にユーザーがウェブサイトを再訪した回数
直帰とは、サイト内の 1 ページしか閲覧されなかったセッションのことです。
さまざまなデバイスでユーザーを認識するため、どのような機能を有効にする必要がありますか。
- Google 広告とのリンク
- User ID
- アトリビューションモデル
- ユーザー定義
アナリティクスで User-ID を使用しないと、コンテンツにアクセスするユーザーが複数のデバイスを使用するたび、または新しいセッションが発生するたびにユニーク ユーザーとしてカウントされます。
Google 広告アカウントを Google アナリティクスとリンクする際に、できないことは何ですか。
- アナリティクスで作成したリマーケティング リストを Google 広告キャンペーンで使用する
- アナリティクスの目標とトランザクションをコンバージョンとして Google 広告にインポートする
- Google 広告のクリックや費用のデータを、アナリティクスでサイトのエンゲージメント データとともに参照する
- Google アナリティクスのキーワードの入札単価を Google 広告で調整する
アナリティクスでリマーケティング ユーザーリストを作成すると、選択した広告アカウントでもそのリストを使用できるようになります。
アナリティクスの目標と e コマース トランザクションを Google 広告のコンバージョン トラッキングにインポートするには、次の条件を満たしている必要があります。
入札単価、広告、ウェブサイトを最適化するには、Google 広告コンバージョン トラッキングまたはインポートした Google アナリティクス e コマース トランザクションを使って、明示的なコンバージョンを測定するのが理想的です(Google広告とアナリティクスはデータを連携することが可能です)
過去 1 日、7 日、14 日、30 日間にセッションを開始したユーザーを確認できるレポートは次のうちどれですか。
- コホート分析レポート
- ユーザーフロー レポート
- ユーザー エクスプローラ レポート
- アクティブ ユーザー レポート
アナリティクスの画面でご確認ください。
Google Merchandise Store で目標 URL を「/ordercomplete」、マッチタイプを「先頭が一致」に設定した場合、www.googlemerchandisestore.com のページで目標としてカウントされないものは次のうちどれですか。
- /order/complete.php
- /ordercomplete/index.html
- /ordercomplete.php
- /ordercomplete/thank_you.html
/ordercompleteの文字列が同じである必要があります。
マルチチャネル レポートで、デフォルトのコンバージョンに対する貢献度はどのように配分されますか。
- 最後から 2 番目のキャンペーン、検索、または広告に配分
- コンバージョンまでの全タッチポイントに均等配分
- 最初のキャンペーン、検索、または広告に配分
- 最後のキャンペーン、検索、または広告に配分
マルチチャネル レポートでは、前段階のマーケティング活動がコンバージョン獲得のために果たした役割を確認できます。
終点より前にコンバージョン獲得に貢献したチャネルには、「アシスト コンバージョン」の貢献度が与えられます。
また、ユーザーが最初に関心を持ってから、購入するまでにかかった時間も確認できます。
コンバージョン経路のデータには、あらゆるデジタル チャネルの接点が含まれます。
イベント トラッキングの対象の動画をユーザーが 1 セッションで 3 回視聴した場合、アナリティクスでユニーク イベント数は何回とカウントされますか。
- 2
- 6
- 1
- 3
ユーザーが 1 回のセッションで同じ動画の [再生] ボタンを 5 回クリックした場合、次のようになります。
- ユニーク イベント数 = 1
- 合計イベント数 = 5
マルチチャネル レポートで、コンバージョンの貢献度が割り当てられないチャネルはどれですか。
- ソーシャル ネットワーク
- 有料検索とオーガニック検索
- 参照元サイト
- テレビ CM
動画が埋め込まれたウェブページを訪問したユーザーが、何もクリックせずにページを離脱し、セッションがタイムアウトした場合、そのセッションは Google アナリティクスでどのような扱いになりますか。
- クリック 1 件
- インタラクション 1 件
- 直帰 1 件
- イベント 1 件
直帰とは、サイト内の 1 ページしか閲覧されなかったセッションのことです。
たとえば、ユーザーがサイト内のページを開いた後で、そのセッション中に Google アナリティクス サーバーに対する他のリクエストを発生させずに離脱した場合、このセッションは直帰のセッションになります。
まとめ
実際にGAIQで出題された問題をご紹介させて頂いております。
解答に関しては間違いないと思いますが、万が一違う場合はお知らせ頂けると助かります。
解説についてはとても簡素に書いておりますので、お時間のある方は、Googleヘルプなどをご利用頂いて詳しく調べて見てください。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
第1回、第2回も合わせてご覧になってみてください。
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