事業経営 環境変化と突発的な出来事にどう対応するか

change生き方

事業を行っていると、思わぬ環境変化、大きな出来事に遭遇する時があります。

環境の変化は、インターネット、スマートフォンの普及、人気ブランドやトレンドの変化、新しい技術の開発、お店であれば競合店やショッピングモールの開業など多岐に渡ります。

大きな出来事は、2000年代に入ってからだけでも、2001年9月11日に起こったアメリカ同時多発テロ、2011年3月11日の東日本大震災、2020年、現在起きている新型コロナウィルスの蔓延があります。

どれも記憶に新しく、忘れることの出来ない大きな事件ですが、そのどれもが大きな影響を多くの事業者の方にもたらします。

環境の変化、大きな出来事は別々に起こるわけではなく、時には同時に複数のことが起こったりもします。

そんな状況に遭遇した時はどのように対処すべきでしょうか?

正解のない問題ですが、あえて私なりの回答を提示させて頂きたいと思います。

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環境の変化への対応方法

スマートフォンなどの技術的な発展、問題に対する対処方法

私が事業を始めたころはスマートフォン自体が存在していませんでした。

若い方には想像もつかないかもしれませんが、アナログとデジタルが混在する時代です。

インターネットは普及していたので、それ以前の時代に比べれば、かなり便利になっていましたが、今と比べれば不便でしかありません。

仕事柄、海外に渡航することが多かったのですが、アメリカで運転する時もプリントアウトした地図は欠かせません。

それ以前に飛行機に乗るにもチケットをプリントアウトしなくてはならないし、ホテルなどの予約書、レンタカーの契約書など、沢山の書類をファイリングして持って行かなくてはなりませんでした。

現地でも当然インターネットにつながるのはホテルだけですし、ホテルによってはインターネット使用料などを徴収されていた時代です。

それが現在、海外へ渡航する際は基本的に書類は一切持って行きません。

スマートフォン一つあれば、地図はもちろん、様々なチケット類もすべて管理することが可能です。

現地でも通信環境さえ整えば、必要なものや情報はすべてその場で入手することが可能です。

飛行機とホテルさえ押さえてしまえば、現地での行動は現地で考えることも出来ます。

技術の発展は行動を根本から変えてしまう力があります。

そしてこういった環境の変化は事業を行っているかたに直接大きな影響を与えます。

ではどのように対処すべきか?

これは答えが簡単で、とにかく最新のものを手にして使ってみることです。
(使いこなせなくても問題ありません)

20代、30代くらいの方は、言われなくてもそうするでしょうし、教わらなくても使い方も分かると思います。

しかし、40代を超えるくらいになると、まだ必要ない、それは役に立たない、まだ使える、面倒くさいなどと言い訳が先に浮かんで、新しい技術を使ってみようとは思わなくなってきます。

もしこの記事を読んで頂いている方の中で、特に40代以上の方、

最新のスマートフォンを持っていらっしゃいますか?
最新のパソコンを使用していますか?
アマゾンなどの最新の通販サイトを利用していますか?
人気のアプリを使って見ましたか?

もし当てはまるものがあれば、ぜひ利用してみてください。

人気があるもの、流行するものには必ず理由があるはずです。

使ってみて自分に合わなければ、使わなければ良いだけです。

新しいものを利用してみることは、必ずあなたの事業にとってプラスになります。

今までにない視点が生まれますし、視野も広がります。

また、同業他社が導入する前に、取り入れればそれだけで、アドバンテージを得ることも可能になります。

人気ブランドやトレンドの変化への対応方法

ファッション関連やビューティー関連、飲食店などが特に当てはまると思いますが、世の中には流行があります。

それは世界的な流行であることもあれば、一部のファンの中での流行である場合もあります。

どの事業形態であってもこの流行に乗ることは事業を拡大していく上でとても重要な要素です。

いくら努力しても、いくら商品を揃えても、お客様が欲しくない物やサービスは売れるはずがありません。

逆に言うと流行に乗れさえすれば、努力をしなくても利益はついてきます。

自分の事業はオリジナル商品で勝負、時代に流されない、マネをしないなど様々なご意見もあると思いますが、事業として成立していれば、必ずその事業は流行に乗っているはずです。

(あなたが、ビルゲイツやスティーブ・ジョブズなどのような才能があり、流行を生み出すことが出来るようであれば別ですが、、、)

少し分かりやすいように具体的な例を挙げさせて頂くと、ファッションビジネスはとても流行に敏感で分かりやすいと思います。

あなたがセレクトショップを経営していて、沢山のお客様が着てくれるようなお店であれば、完全に流行を抑えています。

手に入らないブランドや商品を集めて販売しているかもしれませんし、同業他社よりも割安な設定で販売されているかもしれません。

しかしその人気ブランドやデザインもほとんどの商品が1年、長くても数年で力を失い、お客様は次の新しいブランドを探しだします。

その時に如何するか?

答えは皆様が想像する通り、とても簡単で、お客様が探している次のブランドを見つけることです。

これさえ出来れば、お客様が減ることなく、さらに新しいお客様が来てくれます。

とても簡単に書いてしまいましたが、それが出来れば苦労しないよと誰もが思うと思います。

でも結局はこれが出来ないとお店はいずれ閉めなくてはならなくなります。

特に30代くらいでお店を始めたりすると最初の内は良いのですが、年齢を重ねるにつれて自分のセンスと時代のセンスがずれてきてしまいます。

それまでにある程度の規模の組織になっていれば良いですが、個人でお店をやっていると必ず独りよがりになってしまいます。

このようにしてお店は常にトレンド、流行を捉えているうちは、発展、拡大していきますが、どこかで行き詰まってしまうと、あっという間に売れないお店になって閉店することになります。

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競合店やショッピングモールなどが出来た場合

お店を運営していると、突然近隣に似たようなお店が出来たり、あるいは大型のショッピングモールが出来たりします。

これはプラスの効果がはたらくこともあれば、マイナスの効果がはたらくこともあり、一概には悪いとは言えないのですが、ショッピングモールの場合はマイナスにはたらくことが多いと思います。

ライバル店の誕生は、当然精神的にはよくありませんし、一時的には売り上げが落ちてしまう場合があります。

しかし実は近隣に似たようなお店が集まると沢山のお客様が来てくれるようになると言われています。

ポツンと一件しかないラーメン屋さんに行くよりも多数のラーメン屋さんが競合しているような場所の方が行きたくなりませんか?

一件しかお店がないと、選択肢はそのお店だけですし、混雑してれば入るのに並ばなくてはなりません。

醬油ラーメンが食べたいと思って行ってみたけど途中で豚骨ラーメンが食べたくなってもお店が一件しかなく、醬油ラーメンのお店であれば豚骨ラーメンを食べることが出来ません。

それが複数のお店が集まっている場所であれば、現地で予定と違うお店を訪れることも出来ますし、他のお店を目当てに来たけど、入ったお店は実際に違ったなどということも起こりえます。

あるいは今回訪れたお店と違うお店を目にしたら興味が湧いて、次は新しいお店に行ってみようと思って再度その場所を訪れることになるかもしれません。

以上のようなことから、結果としては競合店が出来る前よりもより一層人出は増えることになると思われます。

もちろん他のお店と比較されるようになりますので、お店の質を向上させることが必要になります。

また注意して頂きたいのは、個人店が集まると上記のように思ってくれるお店が少なくて、店主間にトラブルが発生する場合もありえます。

もう一つのショッピングモールの誕生はマイナスの面を伴うことが多いと言われています。

ショッピングモールは、一つの建物の中で、すべての買い物を済ませてしまうことが出来ますし、天候の悪い日、雨の日や、夏の暑い日など、快適に過ごすことが出来ます。

そのためどうしても個人店に訪れる頻度は下がってしまいます。

また新規のお客様を獲得することが難しくなり、さらなる売り上げ増を見込むことが出来なくなる可能性が高まります。

大型の商業施設が出来ることがプラスに働く場合は、どんな時でしょうか?

それは、人の流れが変わる時です。

実際にあった話ですが、それまでほとんど人通りがなく、お店を閉めようかとしていた時に、ショッピングモールが誕生し、その通りが駅からの近道となって、沢山の人が歩くようになり、売り上げが10倍増えたお店がありました。

あるいは、アルコールを提供するお店の出店が少なく、そこで働く人たちが仕事終わりに立ち寄るお店がなかったために、駅前の居酒屋が急に繁盛店になった話もあります。

しかしこう言ったプラスの話は稀であり、ほとんどのお店がマイナスの影響を受けることになります。

近隣に大型商業施設が建設される話が出た場合は、最悪の事態を想定しながら営業を続けるようにしておくべきだと思います。

大きな出来事が起こった場合の対処方法

突然の環境変化は事前に予知することは出来ないので、準備することは出来ません。

そのため、ケースバイケースで対応していくことになります。

業種によっては大きなマイナスの影響をうけることもありますが、プラスの恩恵を受けることもあります。

またこういった出来事が起こったあとは、ほとんどのお店が委縮したり、新規なことを取り組まない時期でもあります。

個人店であれば、あえてリスクをとって新しいことに挑戦してみるのも悪くないかもしれません。

具体例としては911の後、航空会社は大きな打撃を受けました。

飛行機を利用される方が急激に減ったので、利用された方は通常よりも安い運賃とアップグレードなどのサービス、マイル等の増額サービスなど様々な恩恵を受けることが出来ていました。

当然このようなサービスは客足が戻ればすべて廃止されてしまいます。

少し極端な例かもしれませんが、リスクを伴う行動は、時として大きなメリットをもたらすことがあるかもしれません。

一方で売り上げの回復が見込めないような業種であれば、一度閉鎖してしまうことも、視野に入れておかなくてはなりません。

人々の不安心理は意外と長引きますので、十分に余裕を持って行動するよう心掛けてください。

まとめ

書いてる自分が言うのも変ですが、少しテーマが大きすぎて、答えが漠然としてしまったかもしれません。

しかし事業経営をしていると、この先も必ず似たような状況がやってきます。

小さな出来事は毎年やってきますが、大きな出来事は10年単位くらいで訪れます。

次の変化が起きた時に、皆様にとって今回の記事が少しでもお役に立てることがあれば、幸いです。

なお、今回の新型コロナウィルスの環境下で個人経営のお店がとる最善の方法はなんでしょうか。

もちろん現時点で答えはないのですが、一つの目安となる考え方があります。

それは、新型コロナウィルス流行前の時点で、すでに経営内容が悪かったお店は閉店することを視野に入れておく必要があると思います。

特に飲食店は、それまでも順調だったお店は、様々な手法で生き残りを模索して実行すれば、生き残れる可能性はありますが、それ以外のお店は何をやっても正直生き残るのは厳しいと思います。

国が無利子無担保融資などの政策を行っていますが、借りたとしても必ず返せなくなります。

行ける所まで行ってみるのも一つの方法ですが、早めに決断して、捲土重来を目指すのも、経営者としては大切な決断だと思います。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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